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寺田 博海; 阪井 英次; 片桐 政樹
Journal of Nuclear Science and Technology, 17(4), p.281 - 290, 1980/00
被引用回数:12 パーセンタイル:75.08(Nuclear Science & Technology)Ge(Li)検出器を用いてIn-situ測定したガンマ線スペクトルから線量率の値を直接求めるための変換関数(G(E)関数)を決定した。このG(E)関数法の有用性を検証するために、可搬型Ge(Li)検出器,NaI(Tl)検出器および電離箱の三つの異る検出器を用いて、同一地点における環境ガンマ線の線量率の同時測定を行なった。Ge(Li)検出器による環境ガンマ線スペクトルに対しては、G(E)関数法とHASL法とを適用して二つの線量率の値を求めた。これら四つの線量率の平均値は4.15R/hであり、バラツキは平均値の15%以内であった。ひとつの環境ガンマ線スペクトルに対してG(E)関数法およびHASL法の両方を適用することにより、土壌中の放射性核種の分布に関する情報がなくても線量率の値を直接求めること、また、土壌中の分布が既知である核種K,U,Th,Csなどに対しては個々の線量率寄与をも求めることが可能となった。
峰原 英介; 御手洗 志郎*
Journal of the Physical Society of Japan, 48(1), p.4 - 15, 1980/00
被引用回数:6 パーセンタイル:51.98(Physics, Multidisciplinary)Tc(p,n)反応を使ってTc核のエネルギー準位が調べられた。線の励起函数が10-100keV間隔で2.8から5.1MeVのエネルギー範囲でGe(Li)検出器を使って測定された。40個の準位と104個の線から成る崩壊図が第1番目の2,第2番目の4IARの強度比較,88個の線の閾値,分岐比,線角度分布,系統性から組み立てられた。9,13,15番目の準位のJ値は各々1/2,9/2,7/2に決定された。1837.5keV(7/2,9/2),1873.9keV(7/2,9/2),1888.8keV(5/2),2118.1keV(7/2,9/2)が新しい準位として決められた。対相関相互作用を取り入れた回転粒子結合模型計算がTc核について行われた。この計算は実験結果と合理的な一致を示した。